最初に訪れたのは、バンコクから車で2時間ほど北上した場所にある「サラブリセンター」。EMを活用して作られたこの施設では、60名ほどの人々が暮らしており、農業や畜産、そして水の浄化まで、あらゆる場面でEMが活用されています。 国王が「足るを知る経済」を提唱したことがきっかけとなり、家族単位で自立可能な40×40メートルの敷地を使って暮らせるモデルがここにあります。EMがなければ成り立たないような仕組みが、村全体に浸透しているのです。 実際に訪れてみて、そこに暮らす人々の笑顔や健康的な動物たち、そしてハエすら寄りつかない清潔な鶏舎など、驚くことばかりでした。まさに「EMの理想郷」といった印象でした。

続いて取材したのは、洪水や津波といった自然災害時のEM活用事例です。 スマトラ沖地震の津波や、2011年にタイ全土を襲った大洪水の際、EMは遺体の腐敗防止や匂い対策、伝染病の拡大防止のために大活躍しました。3ヶ月も水が引かない地域でも、EMを撒くことで悪臭を抑え、衛生環境を整えることができたのです。 EM研究機構と現地のEMROアジアが連携し、人海戦術で対処したこの取り組みは、日本を含む災害多発国にとっても大きなヒントになると感じました。

さらに山岳地帯では、コーヒー・ソープナッツ・カカオの生産を通じて、森と人々の暮らしを守る取り組みが進められていました。 トウモロコシのように森林伐採が必要な作物ではなく、日陰で育つコーヒーを選び、EMで育てることで品質も向上。森を切らずに経済をまわす循環型の農業が根付きつつあります。 いずれの生産現場でも共通していたのが「EMを使うことで発酵が促進され、作物の質も成長スピードも上がる」という実感でした。半信半疑で始めた人たちも、その結果に驚き、今では欠かせない存在となっているようです。

もうひとつ印象深かったのが、EMXゴールドを活用した医療の取り組みです。 25年以上前、特定の疾患が広がっていたタイで、ある医師がEMXを使って患者支援を始めました。1人1ヶ月に1本のペースでEMXを飲んでもらい、体力や皮膚の改善が見られたという実証も記録されています。 当時の患者さんの証言によると、服用前と服用後で明らかに体の変化を感じ、結果として健康寿命が延びたように感じるということでした。科学的な根拠はまだ完全ではありませんが、体感としての手応えがしっかりあることが伝わってきました。

今回の取材を通じて改めて感じたのは、EMの活用が単なるテクニックやノウハウにとどまらず、「心の在り方」にまで作用しているということです。 支援活動に関わっている人たちは、みんな波動が高く、誰かのため、地球のためという視点をしっかり持っていました。自分さえよければいい、という発想ではなく、周りの人や環境との調和を大切にしている姿勢がとても印象的でした。 だからこそ、EMは環境だけでなく、私たちの内面までも整えてくれる存在なのではないかと感じます。

この番組は、宇宙の法則を生かすとともに、EMを通して意識進化とオープンコンタクトの実現を目指して発信しています。今後も引き続き応援よろしくお願いします。 それではまた次の動画でお会いしましょう。タイからお届けしました。