こんにちは、コバシャールです。標高1500mの山奥にあるコトノハ工房さんへ伺い、塩の伝道師・酒井京子さんにお話を聞きました。テーマはずばり「減塩の落とし穴」。ぼくらが信じてきた“常識”を、体験と実感でひっくり返す内容でした。
なぜ今「減塩」なのか?—“政策”として始まった話
酒井さん曰く、日本では1972年頃から「精製された塩」が主流になり、それ以外を作ったり販売したりしづらい時代が続いたとのこと。結果、ナトリウム中心の“精製塩”が広く出回り、ミネラルバランスが崩れやすくなったという視点です。「塩を減らせば病気が減る」という物語の裏で、実はミネラル不足がさまざまな不調を招き、医療や薬に依存しやすくなる構造ができたのではないか_そんな問題提起でした。
「塩」で人生が変わった——酒井さんの体験談
10年ほど前、酒井さんは手のアトピーに悩まされ、病院ではステロイド一択。自然に治す方法を探し続けるなかで辿り着いたのが「塩分不足」というキーワード。試しに家にあった塩を“舐める・飲む”を実践すると、半日で水疱が引いた体験から、焼き塩へ切り替えて本格的に摂取。すると——
・寝つき、寝起きが改善、日中の活力アップ
・花粉症、便秘が軽快
・体重が半年で約5kg、その後さらに半年で約5kg減(酵素パウダー併用期)
・髪のボリューム、ツヤが戻った実感
「塩によって老廃物が出て、体の機能が“本来の働き”に戻っていく」と表現していました。
焼き塩という選択——“酸化還元力”の視点
酒井さんは、焼いて仕上げるタイプの塩(焼き塩)を愛用。ポイントとして語られたのは「酸化(サビ)に傾いた現代人の体を、元に戻す“還元”方向へ促す力」。一般的な塩は±0付近だが、焼き塩にはマイナス方向(還元)の数値が出るものがあり、これがデトックスを後押しするという考え方でした。料理面でも、焼き塩は“出汁いらず”で旨みが立ちやすいとのこと。
現代人は「塩不足」?——実践的な摂り方の目安
健康な人なら「1日10g前後」でもよい、との実感ベースの提案。目安として「1食あたり小さじ1(約5g)を料理に使えば、2食で10gに届く」良質な塩を“料理でしっかり使う”のがコツだそうです。また、塩を増やしてすぐに体感として出やすい変化の一例として——
・夜間のトイレが減る(「筋肉や“穴”が締まる」感覚)
・逆に一時的に夜間尿が増える人もいる(体が直しに入り、老廃物を出しているサインとして1〜2週間で収束することが多い)
という声が寄せられているとのことでした。
“塩だけで万能”ではない例外も——顎関節のケース
「大半の不調はミネラル不足(=塩不足)背景が大きい」という一方で、例外も。たとえば顎関節症。これは関節周囲が硬くなって血流が落ちやすく、口が開きにくい・頭痛・肩こり・顔の歪みなどに派生。塩だけでなく、耳や皮膚をやさしく引いて緩めるセルフケア、ゆっくり開閉してほぐすなど“物理的アプローチ”が必要だと強調されていました。
体感が教えてくれる——「引き締まる」「動ける」からだへ
塩を十分に摂ると、筋肉が“締まってくる”実感が出やすい。「骨を支えるのは筋肉。タラタラの筋肉だと骨を支えられず痛みにつながるが、塩で筋肉が張ると長く歩ける」というのが酒井さんの実感談。杖が必要だった方が、塩を意識して摂って1か月で脚がパンと張り、杖が不要になったというエピソードも紹介されました。
料理が主戦場——“安心できる塩”を日常へ
焼き塩は、野菜炒め・味噌汁など普段の料理に入れるだけで味が決まる、と酒井さん。ぼく自身も塩の大切さを実感していて、朝から暑い畑仕事の前に塩と水をしっかり。熱中時期でもバテにくく、“いい汗”が出る感覚があります。「減塩ありき」ではなく、“いい塩を、しっかり使う”。ここが今日の核心でした。
・「減塩」は万人の正解ではない。ミネラル不足が不調の土台になっている可能性
・焼き塩など“酸化還元力”のある塩を料理に使い、まずは日常で“適塩”へ
・夜間トイレや筋肉の張りなど、体感の変化が出やすい
・顎関節症のように、塩+物理的ケアが必要なケースもある
自分の体で確かめる
それが一番の真実。今日の話が、あなたの“からだの声”に耳を澄ますヒントになれば嬉しいです。
※本記事はゲストの体験と見解を紹介したもので、特定の医療行為の代替を勧めるものではありません。体調や持病のある方は、かかりつけの専門家にもご相談ください。
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