感染症は本当に「怖いもの」なのか ― 脳外科医・杉本先生に聞く
「ハンタウイルス」というニュースが流れるたび、世の中は少しざわついてしまうものです。そうした騒ぎの裏側には、どのような考え方があるのでしょうか。脳外科医の杉本先生に、感染症をめぐる視点についてお話を伺いました。
免疫力こそが分かれ道
杉本先生は、まず感染症と向き合う上で大切なのは「感染症に負けているかどうか」だとおっしゃっています。
第二次世界大戦後に20億人だった世界人口は、現在では80億人にまで増えており、人類が感染症に負け続けているわけではないと教えてくださいました。
エボラ流行地域に共通するのは、衛生状態や栄養状態の厳しさであり、免疫力が落ちている方ほど重症化しやすいというのが先生の考えだそうです。
ワクチンと死亡率の推移
イギリス・ウェールズ地方における麻疹や百日咳の死亡率について、1800年代から統計が取られており、ワクチン導入以前から死亡率はすでに下降傾向にあったと杉本先生はお話ししています。
その背景には栄養状態や衛生環境の改善があるのではないかと先生は考えているといいます。
また、杉本先生は、ドイツの研究者が麻疹ウイルスの実物提示に懸賞金をかけたという逸話を紹介しながら、ご自身もウイルスは存在しないのではないかと考えていると語ってくださいました。
2009年のパンデミック
2009年の新型インフルエンザ流行については、WHOの諮問委員と製薬業界との関係が、欧州評議会やBMJ(英国医師会雑誌)で問題視されたことがあると杉本先生はお話しされていました。これは実際に当時報道された出来事ですが、当時の日本では小さな報道で、とどまってしまいました。
恐怖と腸内環境
最後に杉本先生は、恐怖心が腸内フローラに影響を与え、人との交流や生での体験が脳や免疫の働きを活発にしてくれると教えてくださいました。
睡眠や食事を整え、無理をしすぎないことの大切さも、あわせて強調されていました。
まとめ
杉本先生のお話からは、感染症を一方的に「怖いもの」として捉えるのではなく、自分自身の免疫力に目を向けてみるという視点の大切さが伝わってきます。
【打った人ほど要注意】次のパンデミックで後悔しない備えとは 杉本一朗
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