コスタリカのパイナップル農場へ。EMと共にある農業のかたち

query_builder 2026/07/17
EM さやか菌まみれ
コスタリカのパイナップル農場へ。EMと共にある農業のかたち

今回、EMの取材のためにコスタリカまで行ってきました。中米にある自然豊かなこの小さな国は、九州と四国を合わせたほどの面積に熱帯雨林や火山、海、川が詰まっていて、軍隊を持たない平和な国としても知られています。


約30年にわたり現地でEMの普及活動をされている西川さんにお会いし、EMが農業や畜産浄化、地域活動でどのように使われているかを取材してきました。今回はパイナップル農場を2箇所訪ねましたので、その様子をお伝えします。


オーガニックパイナップル農場にて

最初に訪れたのは、4年前に立ち上がり、その1年後からオーガニック栽培を始めた農場です。


井戸水を汲み上げる電力はすべて太陽光発電でまかない、除草は羊に任せているといいます。農場から出るプラスチックゴミも業者に渡し、フェンス資材として生まれ変わらせているそうで、オーガニックだけでなく運営面でも持続性を意識していると教えてくれました。


EMは栽培のあらゆる場面で活用されており、パイナップルの実の上にある「コロナ」と呼ばれる部分を苗として再利用する際の前処理にも使われているといいます。


井戸水に有機認証の肥料を混ぜ、PHや電導度を確認したうえでタンクローリーで農場へ運び、定植前の処理や葉面散布、収穫後の残渣処理まで、ほぼすべての工程でEMが使われていると話してくれました。


実際にパイナップルを試食させてもらうと、特有の渋みがなく、芯まで食べられるほど柔らかい味わいでした。オーガニックのパイナップルは通常のものより味が濃厚で、香りも良いと教えてくれました。


オーガニック栽培の難しさ

オーガニックで最も難しいのは、すべての工程を監視することだといいます。今後はドローンなども導入し、モニター体制を整えていく予定とのことでした。オーガニック栽培のコストは、通常栽培の3倍にもなるそうです。全体で320ヘクタールのうち、オーガニックは130ヘクタ

ールを占めているといいます。


収穫されたパイナップルのほとんどはヨーロッパやアメリカへの輸出用で、ジュース原料として使われることが多いとのこと。日本には届いていないのが残念だと話してくれました。


輸出用は緑色のまま出荷され、市場に着く頃に黄色くなるそうですが、一般的に売られている黄色いパイナップルは着色剤が使われている場合もあると教えてくれました。

一般栽培の農場も見学

続いて訪れたのは、オーガニックではないもののEMを活用している農場です。


EMのタンクは1100リットルの容量で、EM原液と水を混ぜて4〜5日で完成するとのことでした。


散布後はパイナップルの残渣などを土の中に有機物として敷き込み、養分にする工夫もされているそうです。


収穫時には糖度検査も行われ、12.5%以上を目指しているといい、実際に14.9%という高い数値も見せてもらいました。収穫や選別の様子、猿やアナグマといった野生動物による被害についても話が及びました。

まとめ

今回のコスタリカ取材を通して、EMが単なる資材ではなく、土づくりから収穫、環境保全までを支える存在として根付いている様子がよく分かりました。


オーガニック農場、一般栽培の農場、それぞれの立場でEMが活用されている姿は、持続可能な農業のヒントに満ちていました。おいしいパイナップルがもっと日本に届く日を願いつつ、今後もこうした現地の取り組みを紹介していきたいと思います。

【現地取材】これが本物のパイン!日本人が知らない輸入パインの裏側/コスタリカEMパイナップル農場


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EM life 宙・有限会社ソウ意匠

住所:岐阜県揖斐川町谷汲名礼1381−2

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